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久しく宮崎県の釣り人に占拠され続けた鶴見の猿戸の波止が大分県人の手に戻った。猿戸では宮崎№の車は退去してもらうことで事実上の締め出しに成功する。
そうとは知らず、駐車してある車の№を見てまわると1台も宮崎№はなく大分県№ばかりなので、「ついに宮崎から奪還せり」とつぶやいてしまった。
とにかく、大分県の釣り環境悪化原因の1つに宮崎県をはじめとする他県の釣り人による釣り文化の破壊が原因であることは当サイトで何度も主張してきたことであり、どのような形であれ差別化が試みられたことは価値ある決定として注目したい。今までは、大分県、宮崎県、熊本県、福岡県に関係なく締め出してきたのだから理不尽に思ったのは大分県の釣り人であった。

その猿戸の決定の経緯を常連さんに聞いてみると、次のように話してくれた。
たとえば、土曜日に2人の宮崎の釣り人が一定間隔にクーラーやバッカンやバケツや竿などを波止全体に置いて他者を入れさせないようにする。その2人は釣りをしながら翌日曜日まで監視をする。日曜日に宮崎から後発の組がきて釣りを始めるということで、場所取りはとんでもないのだ。と、話してくれた。
それだけでは宮崎県を締め出す理由にはならないのではと思ったが、宮崎の人に、「つれますか」と尋ねても返事さえ返してもらえないことが多いから、とにかくコミニュケーションが取り辛く2日も3日も居座られると誰だって気持ちが悪いし警戒感を持つ。だから常連さんは、「回転が悪い」と前置きしたのだろう。
つまり、大分の釣り文化の1つに、朝きて夕方帰る、昼からきて半夜釣りしてお終い、夕方きてオーバーナイトで翌日の午前中に帰るのが普通だから、猿戸の住人としては数日も居座るし場所取りする宮崎県人の勘違いを広い意味で "キモイ" と思ったのではないかと…。
だって、数少ない取材で猿戸を訪れる度に宮崎組が波止全体に散らばり釣りをする姿を見かけたわけで、一義的に波止は猿戸の住人のものであることには違いなく、そんなことは分かりきったことなのに、宮崎のしぐさは一体なんなのだ。これって、気持ち悪いし怪しいし目障りだし、「オチョクルのもいい加減にせんか」 ですよ。

さて、なにも宮崎県を目の仇にするわけでもなくそのような意図もなく、「大分の静かな海を取り戻す」 だけが目的なので言わせてもらうが、熊本・福岡県の釣り人はあまり違和感を感じない。そりや熊本県だって、夜中に泊っている漁船に "うんこ" したり悪評には事欠かないが、福岡県だって広浦や間元で喧嘩うったなどといろいろあるが、一部の人であるという認識だ。話しかけても快く応じてくれるし釣り文化の違いによる違和感はなく大多数は普通なので馴染む。
ところが割りこむ、占有する、返事がない、釣りでなく漁をする宮崎県があり、大分県人としては実になじまない。とりわけ "漁" は醜い。クーラを3つも持参し2泊3日でゼンゴをクーラー満タンにするさまは殊更めいておかしくもある。
だが、そのスタイルを変えようとせず何年も何年も時間をかけて増殖するのは、大分県人にとっては宮崎から手を伸ばし掻き混ぜる侵入者でしか有り得ない。
郷に入れば郷に従え の諺があるように、大分県だから大分に馴染むように振舞ってもらいたいが、この10数年のことで宮崎の釣りイメージはかなり悪くなったので簡単に取り戻せるとは思えないから、とりあえずこのエントリーを機に 「終わりの始まり」 で進むしかない。
(主宰 6dtr)
写真は鶴見猿戸の防波堤 2007.10.06 撮影